ハードディスク内の大切なデータをバックアップし、引越し前のパソコンから新しいパソコンに引越しをする方法をお伝えします。

パソコンの再セットアップ(リカバリー、初期化)にも対応しています。

パソコン引越しの作業以外にもパソコンの引越しに関する情報をお伝えします。

現役のパソコンインストラクターが作成しています

「初心者のためのパソコン引越し講座」は、現役のパソコンのインストラクター、nagisaが運営しています。

私の生徒さんはパソコン初心者の主婦の方やご年配の方が中心で、マウスの使い方やキーボードでの入力方法からお伝えすることもあります。

そんな中、よく生徒さんから「パソコンを買い替えたいけど、今までのパソコンに入っているデータはどうやって引越しするの?」「メールやインターネットのお気に入りは引越しできるの?」など、パソコンの引越しについて聞かれることがよくあります。

生徒さんから聞かれるたびに個別にパソコンの引越し方法についてお伝えしていましたが、「パソコンの引越しについてのマニュアルがあると便利かもしれない」と思い「初心者のためのパソコン引越し講座」を作成しました。

「初心者のためのパソコン引越し講座」では、私の生徒さんのようにパソコン初心者の方が、できるだけ簡単にパソコンの引越しができるようになっています。

引越し前のパソコンから新しいパソコンのハードディスクやSSD内にあるデータを各メディア(USBメモリ、外付けハードディスク、CD-R、DVD-R、BD-R)にバックアップし、新しいパソコンに引越しをする方法をお伝えします。

Windows XPやVistaなど、すでにMicrosoftからサポートが打ち切られたWindowsやWindows転送ツールの引越しもありますが、Windowsの歴史を残すという意味で、そのままにしています。

nagisaのパソコン歴やインストラクターになった話はこちら → プロフィール

パソコンのハードディスク内に保存されたデータや設定

パソコンのハードディスクやSSD内には、写真、音楽や動画、メールの内容(アカウント、アドレス帳、送受信したメール)、インターネットのお気に入り、Word(ワード)やExcel(エクセル)で作成した文章など、大切なデータが保存されています。

これら以外にも、パソコンを長期間使うことによって、設定も少しずつ変更されています。

新しいパソコンに買い換えたときにも、大切なデータや設定を使うために必要なのが、パソコンの引越しです。

パソコン

同じパソコンでも、使う人によって、ハードディスクやSSDに保存されているデータや設定が異なりますので、きちんとしたパソコンの引越しができないと、大切なデータが失われてしまう可能性もあります。

全て無料でできるパソコンの引越し

パソコンショップ、家電量販店、Amazonや楽天などのオンラインショップなどには、ハードディスクやSSD内にあるパソコンのデータを引越しさせるための有料ソフトがあります。

パソコンの引越しをするのって、新しいパソコンを購入したときぐらいで、何回もすることではありません。

せっかく購入した有料ソフトも、Windows、メールソフト、ブラウザ(インターネット閲覧ソフト)のバージョンが新しくなると使えなくなる可能性があります。

パソコンの引越し作業はパソコン初心者の方でも簡単にできるため、お金をかけるのはもったいないんじゃないかなと思います。

この「初心者のためのパソコン引越し講座」では、Windowsの付属している機能を中心に、全て無料でできるパソコンの引越し方法をお伝えします。

パソコンの引越しが必要なとき

古いパソコンにあるデータや設定を新しいパソコンに移動するときに、パソコンの引越し作業が必要になります。

引越し前のパソコンと新しいパソコンのWindowsのバージョン(XP,Vista,7,8.1,10,11)が異なる場合や、同じバージョンの場合があります。

「初心者のためのパソコン引越し講座」では、その両方に対応できるデータや設定の引越し方法を詳しくお伝えしています。

「新しいパソコンを購入しても、今までのデータや設定がないから不安」という人も多いです。

そんな不安を払拭するために、「初心者のためのパソコン引越し講座」では操作方法を細かくお伝えしていますので、パソコン初心者の方でも安心して、パソコンの引越しをしていただけます。

パソコンのバックアップも重要

パソコンっていつ壊れるかわかりません。

数年前に購入したパソコンが正常に動いていることもよくありますが、購入してしばらくしたら壊れてしまうこともあります。

特にハードディスクは故障しやすいため、Windowsがインストールされているストレージがハードディスクの場合は特に注意が必要です。

ちなみに私の経験では、パソコンを購入してから3年前後にパソコンに何かしらの異常が起こることが多いです。

WindowsがインストールされているストレージがSSD(衝撃に強く壊れにくい)の場合は、故障が少なくなりますが、SSD以外の部分が壊れることもよくあります。

HDDは駆動部分を持つため衝撃に弱く、稼働中に持ち運ぶと破損の恐れがあります。SSDは駆動部を一切持たないため、ノートPCやモバイルストレージなどに利用しても衝撃による破損のリスクは最小限に抑えられます。

引用元:NECフィールディング | SSDとHDDの違いは?

そのため、いつパソコンが壊れても大丈夫なようにデータのバックアップは重要です。

データの復旧ソフトで復旧できる場合もありますが、すべてを復旧するのは非常に難しく、本格的な復旧は業者に頼んで数万円の費用が必要になってきます。

パソコンの引越し作業では、古いパソコンのデータのバックアップしてから、新しいパソコンにデータを移行しますので、バックアップの方法も勉強になると思います。

 
「ハードディスクなどパソコンが故障してデータを復旧したいとき」、「パソコンの調子が悪く、パソコンを再セットアップ(リカバリー・初期化)するとき」のデータのバックアップにも役立ちますので、パソコンの引越方法をぜひ活用してください。