Outlookを使いこなすうえで、「連絡先」と「アドレス帳」は重要な機能です。

どちらも連絡情報を管理するための便利なツールですが、それぞれの役割や使い方には違いがあります。

この記事では、「連絡先」と「アドレス帳」の特徴や違いを具体的に解説し、初心者の方にも分かりやすくお伝えします。

Outlookの連絡先とは?

Outlookの「連絡先」は、電話帳のような機能で、知り合いや取引先の連絡先情報を管理する場所です。

名前、電話番号、メールアドレス、住所などの情報を保存しておくことができます

連絡先に登録できる情報

Outlookの「連絡先」には、知り合いや取引先などの情報を連絡先に保存できます。

次のような情報を記録できます。

  • 名前:山田 太郎
  • 電話番号:090-1234-5678
  • メールアドレス:taro.yamada@example.com
  • 住所:東京都渋谷区〇〇〇丁目
  • 誕生日:2000年1月1日

連絡先が役立つとき

「連絡先」があれば、知り合いや取引先にメールを送りたい時、わざわざメールアドレスを思い出したり、スマホで検索したり、自分で入力したりする必要はありません。

Outlookの「連絡先」に保存しておけば、メール作成画面でメールを送信したい相手の名前を入力するだけで、アドレスが自動で表示されますし、電話番号や誕生日の情報が必要なときも、「連絡先」からすぐに確認できます。

連絡先の登録方法

Outlookでは以下の手順で簡単に「連絡先」に情報を登録できます。

  • Outlookを開く
  • 下のメニューから「連絡先(人のアイコン)」をクリックします。
  • 画面上部の「新しい連絡先」を選びます。
  • 必要な情報(名前、電話番号、メールアドレスなど)を入力して保存します。

このようにOutlookの「連絡先」は、メールを送るとき以外にも使えて便利です。

Outlookの「アドレス帳」とは?

Outlookの「アドレス帳」は、メールを送るときに使う「連絡先」に登録された情報(名前やメールアドレス)を一覧で見ることができる機能です。

簡単に言うと、メール送信のための「住所録」のようなものです。

「連絡先」に登録されたメールアドレスを使う機能が、アドレス帳です。

アドレス帳と連絡先の違いのまとめ

Outlookの「連絡先」と「アドレス帳」は似たように見えますが、役割や使い方が少し異なります。

  • 連絡先は、知り合いや取引先の情報(名前、電話番号、メールアドレスなど)を保存・管理する場所。
  • アドレス帳は、主にメールアドレスを簡単に探して使うための機能。

「連絡先」と「アドレス帳」の違いを表にまとめるとこのようになります。

特徴 連絡先 アドレス帳
目的 知り合いや会社の情報を詳しく管理する場所 メール送信時にメールアドレスを選ぶための場所
保存する情報 名前、電話番号、住所、誕生日、会社名など 主にメールアドレス
使う場面 情報を確認したいとき メールを送るとき

 

 

今回は、Outlookの「連絡先」と「アドレス帳」の違いについてまとめました。

Outlookの「連絡先」は個人や企業の情報をいれる場所、「アドレス帳」はメールを送信するために使うものです。