2024年8月に、Microsoftが新しいOutlookとして「Outlook for Windows」を提供開始しました。
「Outlook for Windows」は以前のOutlookと比べてシンプルなデザインになり、初心者でも使いやすくなっています。
こちらでは、「Outlook for Windows」のフォントの初期設定やサイズを変更する方法などをご紹介します。
Outlook for Windowsでフォントとサイズの初期設定を変更する方法
Outlook for Windowsのフォントと、サイズの初期設定を「設定」から変更する方法をご紹介します。
PCの下部のタスクバーにある「スタートメニュー」を選択します。
「ピン留め済み」の中から「Outlook(new)」を選択します。
画面上部の歯車のマークを選択して「設定メニュー」を開きます。
「設定」の中の「メール」を選択します。
「レイアウト」の中の「作成と返信」を選択します。
現在、「Aptos」というフォントになっています。
↓
「∨」のマークをクリックして選択肢を出します。
↓
今回は「HGPSoeiKakupoptai」というフォントに変えました。
※すぐ下にある「作成するメッセージは、既定では次のようになります。」という部分で変更したフォントがわかります。
【補足】太字、斜体、下線、フォントの色も設定できます。
現在「12」になっているフォントサイズを変更します。
↓
「∨」のマークをクリックして文字の大きさの選択肢を出します。
↓
フォントサイズを「16」に変更しました。
画面下にある「保存」ボタンを選択します。
新規メールを開きます。
↓
テキストを入力します。
フォントやフォントサイズが変更できていることが確認できます。
【補足】※返信メールでも同じフォントやフォントサイズになりますが、ハイパーリンクのテキストや受信メールのフォントやフォントサイズは変更できないのでご注意ください。
これで、Outlook for Windowsのフォントとサイズの初期設定を変更することができます。
新規メールでフォントやフォントサイズを変更する
Outlook for Windowsの新規メールで、フォントやフォントサイズを変更する方法をご紹介します。
トップページから新規メールを開きます。
何でも良いので文章を入力します。
テキストをドラッグします。
現在、「Aptos」というフォントになっているので、ツールバーでフォントを変更します。
↓
「∨」のマークをクリックしてフォントの選択肢を出して選びます。
今回は「HGPSoeiKakupoptai」というフォントに変えました。
テキストをドラッグし、数字の横の「∨」のマークをクリックします。
↓
今回は「16」サイズに変更しました。
※ここで変更したフォントやフォントサイズは、このメールだけ(初期設定には影響なし)になり、返信メールでも同様です。
【補足】太字、斜体、下線、フォントの色も設定できます。
これで、Outlook for Windowsの新規メールで、フォントやフォントサイズを変更することができます。
Outlook for Windowsのおすすめフォントとフォントサイズ
Outlook for Windowsで、おすすめのフォントとフォントサイズをビジネスとプライベートに分けてご紹介します。
ビジネスでおすすめ
ビジネスメールでは、読みやすさと信頼感、落ち着いた印象がとても大切です。
そのため、シンプルで整ったフォントが適しています。
たとえば 游ゴシックは、文字の形がスッキリしていて上品な印象を与えるため、社外とのやり取りでも安心して使えます。
メイリオは画面上で非常に見やすく、長文メールでも目が疲れにくいのが特徴です。
また、Segoe UIやArial、Calibriといった英語系フォントは、グローバルなビジネス環境にも対応できるため、英文メールが混じるような場面でも違和感なく使えます。
これらのフォントを使うことで、相手に誠実でプロフェッショナルな印象を与えられるのが最大のポイントです。
フォントサイズは 11pt~12pt がおすすめです。
フォント名 | 特徴・おすすめ理由 |
---|---|
游ゴシック(Yu Gothic) | Windows 標準で整った見た目。ビジネス文書と相性◎ |
メイリオ | 視認性が高く、読みやすい。目が疲れにくい |
Segoe UI | Microsoft系でよく使われるUI向けフォント。洗練された印象 |
Arial | 英文メールにも向くシンプルなサンセリフ体 |
Calibri | Office製品で標準使用。グローバル対応・見やすい |
プライベートでおすすめ
プライベートなメールでは、やわらかく、親しみやすい雰囲気を演出することが大切です。
たとえば MS Pゴシックは、古くから親しまれてきた標準フォントで、カジュアルなやり取りにぴったりです。
Arial Roundedは、丸みを帯びたデザインで、友人や家族とのメールにも温かみを感じさせてくれます。
Yu Gothic UI は、モダンで読みやすく、かしこまりすぎず程よい丁寧さがあるため、ライトなビジネスにもプライベートにも使える万能型です。
このようなフォントを使うことで、相手に「気軽さ」や「やさしさ」が自然と伝わり、メール全体が柔らかい印象になります。
フォントサイズは少し大きめの 12pt〜14pt が目に優しくおすすめ
フォント名 | 特徴・おすすめ理由 |
---|---|
MS Pゴシック | 昔ながらの定番。カジュアルな印象 |
Arial Rounded | 丸みがあってやさしい雰囲気。友人・家族向けに最適 |
Yu Gothic UI | モダンで読みやすい。堅すぎずちょうど良い中間スタイル |
Hiragino Sans(ヒラギノ角ゴ) | Macユーザーとのやりとりにもおすすめ。きれいで洗練 |
2024年8月に、Microsoftが新しいOutlookとして「Outlook for Windows」を提供開始しました。
「Outlook for Windows」は以前のOutlookと比べてシンプルなデザインになり、初心者でも使いやすくなっています。
こちらでは、「Outlook for Windows」のフォントの初期設定やサイズを変更する方法などをご紹介しました。
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