ウイルスに感染するとパソコンの調子が悪くなったり、個人情報が盗まれたりします。
ウイルスについての知識があれば対策がとれます。
パソコンの引越をしたい方にウイルスについてお伝えします。
ウイルスとは?
パソコンにとって怖いウイルスとは何でしょう?
- 悪いデータ
- 人間の病気(ウイルス性)と似てて、ウイルスによって症状が異なる
- 知らない間にパソコンに侵入する
- セキュリティ対策をしていないと簡単に侵入される
どうやってウイルスに感染するの?
いつの間にかウイルスはパソコンに侵入してきます。
- インターネットが普及する前はウイルスは一部のパソコンだけ
- 世界中のパソコンはインターネットで繋がっている
- インターネット(有線や無線)を使ってウイルスは移動する
- 今やインターネットがない世界は考えられない
- ウイルスが侵入することを前提でセキュリティ対策を立てる
ウイルスは悪い人が作る?
誰がウイルスを作っているのでしょう?
- ウイルスを作る人はパソコンに詳しい方
- パソコン内にある情報を盗みたい
- 自分のパソコン技術を世間に知らせたい
ウイルスはWindowsが大好き?
パソコンには大きく分けて、マイクロソフトのWindows(ウィンドウズ)と、アップルのMac(マック)があります。
どうして、ウイルスはWindowsが大好きなのでしょう?
- 世界ではWindowsを使っているMacよりも圧倒的に多い
- ウイルスを作る人はできるだけ多くのパソコンにウイルスを感染させたい
- Windowsを狙えばたくさんの人がウイルスに感染する
- Macのウイルスも存在するため、どちらにしてもセキュリティ対策が必要
ウイルスの症状はたくさんあるの?
ウイルスの種類だけ、ウイルスの症状があります。
- 数え切れないぐらいのウイルスが存在する
- 毎日のように新しいウイルスが誕生する
- 感染した途端に症状が出るウイルス、一定の潜伏期間後に症状が出るウイルスがある
- 自分だけではなく人に迷惑をかけるウイルスがある
ウイルスに感染したパソコンの症状は?
ウイルスによって症状は異なりますが、よく見られるウイルスの症状をお伝えします。
- パソコンの反応が遅くなる
- パソコン内に保存したデータが削除される
- アドレス帳に登録されている人にウイルス付きのメールが自動的に送られる
- パソコン内に保存したデータが盗まれる
- パソコンの画面にウイルスに関連する文字や画像が表示される
- ウイルス対策ソフトやWindowsの設定が変更される
- パソコンが乗っ取られ、悪用される
ファイルに感染するウイルス = 病気
ウイルスには「追加感染型」と「上書き感染型」があります。
人間で例えますと「病気」です。
病原菌が体の中に入り込み、それぞれの器官に感染し病気にします。
その病気は感染した器官以外にも影響を及ぼすことがあり、小さな病気でも対処しないと大きな病気になってしまうこともあります。
追加感染型ウイルスとは?
- ファイルやプログラムにくっつくウイルス
- ウイルス対策ソフトで、ウイルスだけ削除できる
上書き感染型ウイルスとは?
- ファイルやプログラムをウイルスにしてしまう
- ウイルス対策ソフトでは元に戻すのが難しい
ワーム=悪い忍者
悪い忍者がパソコンに忍び込みます。
町(パソコン)同士を結ぶ道路(インターネットなどのネットワーク)を通して、町(パソコン)の中に悪い忍者が忍び込み、分身の術で増殖し、悪さをします。
悪い忍者は一つの町(パソコン)では飽き足らず、他の町(パソコン)に道路(インターネットなどのネットワーク)を使って、素早い動きで移動します。
分身の術+素早い動きで、悪い忍者はあっと言う間に世の中に広がり、たくさんの町(パソコン)で悪さを繰り返すのです。
- 英語で「Worm」と表記し、「虫(細長く、柔らかく、足がない)
- インターネットを通じて、パソコンに忍び込む
- パソコン内で増殖し悪さをする
- メールソフトに登録されているアドレス帳宛てにワームを送り込む
- インターネットが広まるにつれて威力を発揮してきた
トロイの木馬=ギリシャ神話のトロイの木馬
ギリシャ神話のトロイア戦争を知っている人はウイルスのトロイの木馬がどのような働きをするかわかります。
ブラッド・ピッド主演の「トロイ」がヒットし、「ギリシャ神話のトロイの木馬」を知っている人も多いと思いますが、簡単に説明します。
トロイア戦争において、ギリシャ人がトロイアという国を攻撃していましたが、9年経過しても攻め落とせません。
10年目に差し掛かったとき、ギリシャ軍がいなくなりトロイアの近くに大きな木馬が置かれています。
トロイアの人々はギリシャ人が撤退したと思い、その木馬をトロイアに運び込みました。
トロイアの人々が寝静まったとき、木馬の中からギリシャ人たちが出てきて、トロイアの反抗もむなしく、ギリシャ人がトロイアを侵略したのです。
このトロイア戦争で使われた木馬を「トロイアの木馬」または「トロイの木馬」と言います。
- インターネットを通じてパソコンに侵入する
- パソコンを遠隔操作され、自分のパソコンが悪用される危険がある
ウイルス対策ソフトがインストールされていれば、「ファイル感染型ウイルス」、「ワーム」、「トロイの木馬」の危険からパソコンを守ることができます。
ウイルスに感染するとパソコンの調子が悪くなったり、個人情報が盗まれたりします。
ウイルスについての知識があれば対策がとれます。
パソコンの引越をしたい方に「ウイルスの侵入方法(セキュリティ対策)」をお伝えします。
こっそりパソコンに侵入するウイルス
気付かないうちにウイルスはパソコンに侵入し、気付かないうちにウイルスに感染します。
- インターネットが普及する前はウイルスが侵入することは少なかった
- ウイルスに感染しても自分だけの被害で済んでいた
- ウイルスの主な侵入先はインターネット
- インターネットに接続されているパソコンはすぐにウイルスに感染する
- インターネットを通じて被害が拡大する
- インターネット以外にもパソコン間でデータをやりとりするときにウイルスが侵入する
ウイルスが侵入する具体的な方法
主にウイルスはインターネットを通じてパソコンに侵入します。
インターネット以外でも、パソコン間でのデータの移動でも知らない間に侵入してきます。
- メール:本文を開いたり、添付ファイルを開いたとき
- ホームページ:閲覧したとき
- ダウンロード:インターネットからダウンロードしたデータを開いたとき
- インストール:ソフト(アプリケーション)をインストールしたとき
- USBメモリ(CD、DVD):パソコン間でデータをやりとりしたとき
- ネットワーク:複数のパソコンでデータをやりとりしたとき
- 違法ソフト:違法な手段でデータを入手するとき
これらの方法で必ずウイルスがパソコンに侵入する訳ではありません。
メールの受信やホームページの閲覧など、インターネットは日常生活に欠かせません。
セキュリティ対策をしっかりしてあるパソコンであれば、安心してパソコンを使えます。