ウイルスに感染するとパソコンの調子が悪くなったり、個人情報が盗まれたりします。
ウイルスについての知識があれば対策がとれます。
パソコンの引越をしたい方に「どんなウイルスがあるの?(セキュリティ対策)」をお伝えします。
ファイルに感染するウイルス = 病気
ウイルスには「追加感染型」と「上書き感染型」があります。
人間で例えますと「病気」です。
病原菌が体の中に入り込み、それぞれの器官に感染し病気にします。
その病気は感染した器官以外にも影響を及ぼすことがあり、小さな病気でも対処しないと大きな病気になってしまうこともあります。
追加感染型ウイルスとは?
ファイルやプログラムにくっつくウイルス
ウイルス対策ソフトで、ウイルスだけ削除できる
上書き感染型ウイルスとは?
ファイルやプログラムをウイルスにしてしまう
ウイルス対策ソフトでは元に戻すのが難しい
ワーム=悪い忍者
悪い忍者がパソコンに忍び込みます。
町(パソコン)同士を結ぶ道路(インターネットなどのネットワーク)を通して、町(パソコン)の中に悪い忍者が忍び込み、分身の術で増殖し、悪さをします。
悪い忍者は一つの町(パソコン)では飽き足らず、他の町(パソコン)に道路(インターネットなどのネットワーク)を使って、素早い動きで移動します。
分身の術+素早い動きで、悪い忍者はあっと言う間に世の中に広がり、たくさんの町(パソコン)で悪さを繰り返すのです。
英語で「Worm」と表記し、「虫(細長く、柔らかく、足がない)
ミミズみたいなウネウネする虫のことです。
インターネットを通じて、パソコンに忍び込む
パソコン内で増殖し悪さをする
メールソフトに登録されているアドレス帳宛てにワームを送り込む
インターネットが広まるにつれて威力を発揮してきた
トロイの木馬=ギリシャ神話のトロイの木馬
ギリシャ神話のトロイア戦争を知っている人はウイルスのトロイの木馬がどのような働きをするかわかります。
ブラッド・ピッド主演の「トロイ」がヒットし、「ギリシャ神話のトロイの木馬」を知っている人も多いと思いますが、簡単に説明します。
トロイア戦争において、ギリシャ人がトロイアという国を攻撃していましたが、9年経過しても攻め落とせません。
10年目に差し掛かったとき、ギリシャ軍がいなくなりトロイアの近くに大きな木馬が置かれています。
トロイアの人々はギリシャ人が撤退したと思い、その木馬をトロイアに運び込みました。
トロイアの人々が寝静まったとき、木馬の中からギリシャ人たちが出てきて、トロイアの反抗もむなしく、ギリシャ人がトロイアを侵略したのです。
このトロイア戦争で使われた木馬を「トロイアの木馬」または「トロイの木馬」と言います。
インターネットを通じてパソコンに侵入する
パソコンを遠隔操作され、自分のパソコンが悪用される危険がある
ウイルス対策ソフトがインストールされていれば、「ファイル感染型ウイルス」、「ワーム」、「トロイの木馬」の危険からパソコンを守ることができます。
詳しくは「ウイルス対策ソフトがパソコンを危険から守ってくれる(セキュリティ対策)」をご覧ください。
今回は、「どんなウイルスがあるの?(セキュリティ対策)」をお伝えしました。