新しいPCを購入する時や、使いたいアプリをダウンロードする際に、パソコンの仕様であるスペックを知っておくと便利です。

スペックを確認せず「動画の再生や編集ができない!」や「ゲームが思うように動かない!」などのトラブルにあってしまうことがあります。

そのようなトラブル回避のために、こちらではご自身のPCのスペックを確認する方法をお伝えします。

尚、操作方法は「Windows 11」で確認する場合です。

Windows 11でPCのスペックを確認するには?

Windows 11でPCのスペックの確認方法を2つご紹介します。

Windows 11のシステムで確認する方法

Windows 11でPCのスペック(CPU、メモリ、Windows bit数)をシステムから確認する方法をお伝えします。

1.「スタートメニュー」を開く

「スタートメニュー」は、PCのタスクバーにあります。

Windows 11の「スタートメニュー」を開く

2.「設定」を開く

「ピン留め済み」にある「設定」をクリックします。

Windows 11の「設定」を開く

3.「ナビゲーション」(横の3本線)を開く

ウィンドウの幅が狭いときに「ナビゲーション」が表示されます。

Windows 11の「ナビゲーション」(横の3本線)を開く

4.「システム」を開く

ナビゲーションの一覧から「システム」をクリックします。

Windows 11の「システム」を開く

5.「バージョン情報」を開く

「システム」画面の最下部に「バージョン情報」があります。

Windows 11の「システム」内の「バージョン情報」を開く

6.PCのスペックが表示される

「バージョン情報」内で、以下の内容でPCのスペックが表示されます。

  • デバイス名
  • プロセッサ(CPU)
  • 実装RAM(メモリ)
  • デバイスID
  • システムの種類(Windows bit数)
  • ペンとタッチ

Windows 11のPCのスペックが表示される

DirectX診断ツールで確認する方法

Windows 11でPCのスペック(CPU、メモリ、Windows bit数)をDirectX診断ツールで確認する方法をお伝えします。

1.検索欄に「dxdiag」と入力する

dxdiag」は半角で入力します。

Windows 11の検索欄に「dxdiag」と入力する

2.「dxdiag」を開く

検索窓に「dxdiag」を自動的に「dxdiag」(コマンド実行)と表示されますので、クリックします。

Windows 11で「dxdiag」を開く

3.「ディスプレイ」タブにPCのスペックが表示される

「ディスプレイ」タブをクリックして開くと、PCの以下の情報が表示されます。

  • デバイスの種類
  • メモリ合計
  • 表示メモリ(VRAM)
  • 共有メモリ
  • 現在の表示モード
  • モニター
  • HDR

Windows 11の「dxdiag」にある「ディスプレイ」タブにPCのスペックが表示される

 

ストレージの容量を確認するには?

Windows 11のPCで、ストレージ(SSDやHDD)の容量を確認する方法をお伝えします。

1.「エクスプローラー」を起動する

タスクバーのエクスプローラーのアイコンをクリックします。

Windows 11の「エクスプローラー」を起動する

2.「PC」を開く

左のメニューにある「PC」をクリックして、PC内のデバイスとドライブを開きます。

Windows 11の「PC」を開く

3.「デバイスとドライブ」にストレージの容量が表示される

「デバイスとドライブ」にはPCにあるストレージ(SSDやHDD)が表示され、それらの容量を確認することができます。

Windows 11の「PC」にある「デバイスとドライブ」にストレージの容量が表示される

グラフックボードのスペックを確認するには?

Windows 11で、映像をパソコンのディスプレイに出力するパーツであるグラフィックボード(グラフィックカード)のスペックを確認する方法をお伝えします。

1.「スタートメニュー」を開く

タスクバーに「スタートメニュー」はあります。

Windows 11の「スタートメニュー」を開く

2.「設定」を開く

「ピン留め済み」にある「設定」をクリックします。

Windows 11の「設定」を開く

3.「ナビゲーション」(横の3本線)を開く

ウィンドウの幅が狭いときに「ナビゲーション」が表示されます。

Windows 11の「ナビゲーション」(横の3本線)を開く

4.「システム」を開く

ナビゲーションの一覧から「システム」をクリックします。

Windows 11の「システム」を開く

5.「ディスプレイ」を開く

「システム」画面の一番上に「ディスプレイ」があります。

Windows 11の「システム」にある「ディスプレイ」を開く

「明るさと色」などの項目が出てくるので、ここから下に画面をスクロールします。

Windows 11の「システム」にある「ディスプレイ」画面

6.「ディスプレイの詳細設定」を開く

「関連設定」にある「ディスプレイの詳細設定」をクリックします。

Windows 11の「ディスプレイ」にある「ディスプレイの詳細設定」を開く

7.「ディスプレイ1のアダプターのプロパティを表示します」を開く

「ディスプレイ情報」が表示されている部分にある「ディスプレイ1のアダプターのプロパティを表示します」をクリックします。

Windows 11の「ディスプレイ1のアダプターのプロパティを表示します」を開く

8.グラフィックボードのスペックが表示される

「アダプター」タブの「アダプターの種類」で使用中のグラフィックボードとグラフィックボードの以下のスペックが確認できます。

  • チップの種類
  • DACの種類
  • アダプター文字列
  • BIOS情報
  • 利用可能な全グラフィックメモリ
  • 専用ビデオメモリ
  • システムビデオメモリ
  • 共有システムメモリ

Windows 11のグラフィックボードのスペックが表示される

 

今回の記事では、Windows 11PCのスペック(システムやDirectX診断ツール)、ストレージの容量、グラフィックボードのスペックを確認する方法をお伝えしました。

PCを新調する際の、比較や目安としてお役立ていただけると嬉しいです。