Windows 8.1のパソコンから、新しいWindowsのパソコンに引越しをするためには、いろいろな準備があります。

パソコンの引越をしたい方に、Windows Live メールのアドレス帳、送受信したメール、メールアカウントのバックアップ方法をお伝えします。

アドレス帳のバックアップ

Windows 8.1で多くの人が利用しているメールソフト、Windows Live メール 2012を例にして、「アドレス帳」をバックアップする方法をお伝えします。

1.Windows Live メール(ウィンドウズ・ライブ・メール)を起動する

デスクトップ画面の「Windows Live メール」をダブルクリック、または「スタートボタン」→アプリ一覧から「Windows Live メール」をクリックします。

Windows Live メール(ウィンドウズ・ライブ・メール)を起動する

2.アドレス帳を開く

「アドレス帳」(画面左下)をクリックします。

アドレス帳を開く
 

アドレス帳が開きます。

アドレス帳

3.アドレス帳をエクスポートする

ツールバー→「エクスポート」→「カンマ区切り(.CSV)」をクリックします。

「エクスポート」とは、ソフトからデータを書き出す作業のことです。

アドレス帳をエクスポートする

2種類の形式

アドレス帳の形式には「カンマ区切り(.CSV)」と「名刺(.VCF)」の2種類があります。

「カンマ区切り(.CSV)」は、Windows Live メールだけではなく、多くのメールソフトで利用できる形式(テキスト形式)、「名刺(.VCF)」は電子名刺の標準規格フォーマットなのですが、メールソフトによっては読み込めない可能性もありますので、ここでは「カンマ区切り(.CSV)」をオススメします。

4.アドレス帳を保存する

「CSVのエクスポート」画面で「参照」をクリックします。

アドレス帳を保存する
 

「名前を付けて保存」画面で、デスクトップ画面の「メール」→「アドレス帳」(「メールソフトのバックアップ用の保存フォルダ(Windows 8.1の引越しの準備)」で作成したフォルダ)をクリックします。

「ファイル名」に「アドレス帳」と入力→「保存」をクリックします。

名前をつけて保存
 

「次へ」をクリックします。

CSVのエクスポート
 

「エクスポートするフィールドを選択してください」画面で「名」「姓」など必要な項目をクリックしてチェックを入れる→「完了」をクリックします。

フィールドの選択
 

「エクスポート中」画面が表示されます。

エクスポート中

5.エクスポートの完了

完了後は何も表示されません。

開いているWindows Live メール(ウィンドウズ・ライブ・メール)の「×」をクリックして、全て閉じます。

6.フォルダ内の確認

デスクトップ画面の「メール」→「アドレス帳」フォルダ内に、「アドレス帳」があれば成功です。

フォルダ内の確認
 

送受信したメールのバックアップ

Windows 8.1で多くの人が利用しているメールソフト、Windows Live メール 2012を例にして、「送受信したメール」をバックアップする方法をお伝えします。

1.Windows Live メール(ウィンドウズ・ライブ・メール)を起動する

デスクトップ画面の「Windows Live メール」をダブルクリック、または「スタートボタン」→「Windows Live メール」をクリックします。

Windows Live メール(ウィンドウズ・ライブ・メール)を起動する
 

2.送受信したメールをエクスポートする

メニューボ「ファイル」をクリック→「電子メールのエクスポート」→「エクスポート」→「メッセージ」をクリックします。

送受信したメールをエクスポートする

3.プログラムの選択をする

「プログラムの選択」画面の「Microsoft Windows Live メール」をクリック→「次へ」をクリックします。

プログラムの選択をする

4.送受信したメールの保存場所を指定する

「メッセージの場所」画面で、「参照」をクリックします。

送受信したメールの保存場所を指定する
 

「フォルダの参照」画面で、デスクトップ画面にある「メール」→「送受信したメール」(「メールソフトのバックアップ用の保存フォルダ(Windows 8.1の引越しの準備)」で作成したフォルダ)をクリック→「OK」をクリックします。

フォルダの参照
 

「メッセージの場所」画面に戻りますので「次へ」をクリックします。

メッセージの場所

5.送受信したメールを保存する

「フォルダーの選択」画面で、「すべてのフォルダー」にチェックを入れる(通常は初期設定で入っています)→「次へ」をクリックします。

特定のメールアカウントのメールのみをバックアップする場合は「選択されたフォルダー」をクリック→バックアップしたいメールアカウントのフォルダをクリックしてください。

送受信したメールを保存する

6.エクスポートの完了

「エクスポート完了」画面で、「完了」をクリックします。

エクスポートの完了
 

開いているWindows Live メール(ウィンドウズ・ライブ・メール)の「×」をクリックして、全て閉じます。

7.フォルダ内の確認

デスクトップ画面の「メール」→「送受信したメール」フォルダ内に、フォルダがあれば成功です。

フォルダ内の確認
 

メールアカウントのバックアップ

メールアカウントはメールの送受信に必要な設定です。

Windows 8.1で引越しをしなくても、新しいWindowsのパソコンで、改めてメールアカウントの設定(プロバイダの書類が必要です)をすれば、メールの送受信ができるようになりますが、メールアカウントを引越しすると面倒な作業が省けます。

Windows 8.1で多くの人が利用しているメールソフト、Windows Live メール 2012の「メールアカウント」をバックアップする方法をお伝えします。

1.Windows Live メール(ウィンドウズ・ライブ・メール)を起動する

デスクトップ画面の「Windows Live メール」をダブルクリック、または「スタートボタン」→「Windows Live メール」をクリックします。

1.Windows Live メール(ウィンドウズ・ライブ・メール)を起動する

2.アカウントをエクスポートする

メニュー「ファイル」→「オプション」→「電子メールアカウント」をクリックします。

アカウントをエクスポートする

3.エクスポートしたいアカウントを選択する

「アカウント」画面で、エクスポートしたいアカウントをクリック→「エクスポート」をクリックします。

画面では複数のアカウントがありますが、パソコン初心者の方は1つの可能性が高いです。

エクスポートしたいアカウントを選択する

4.メールアカウントを保存する

「エクスポート」画面で、デスクトップ画面の「メール」→「アドレス帳」(「保存フォルダ-メール」で作成したフォルダ)をクリック→「保存」をクリックします。

メールアカウントを保存する

5.エクスポートの完了

開いているWindows Live メール(ウィンドウズ・ライブ・メール)の「×」をクリックして、全て閉じます。

6.フォルダ内の確認

デスクトップ画面の「メール」→「メールアカウント」フォルダ内に、メールアカウント名がついたファイルがあれば成功です。

フォルダ内の確認
 

「自分で作成したデータ」、「メール関連のデータ」、「インターネット関連のデータ」をすべてまとめましたら、USBメモリ、外付けハードディスク、CD-R、DVD-R、BD-Rにコピーをします。

詳しくは、「メディアへバックアップ」をご覧ください。