Windows 10のパソコンから、新しいWindowsのパソコンに引越しをするためには、いろいろな準備があります。

パソコンの引越をしたい方にWindows Live メールのバックアップ方法をお伝えします。

アドレス帳のバックアップ

Windows 10にWindows Live メールをインストールしているパソコン初心者の方に、Windows Live メールの「アドレス帳」をバックアップする方法をお伝えします。

1.Windows Live メール(ウィンドウズ・ライブ・メール)を起動する

デスクトップ画面の「Windows Live メール」をダブルクリック、または「スタートメニュー」から「Windows Live メール」をクリックします。

Windows Live メールを起動する(Windows 10)

2.アドレス帳を開く

「アドレス帳」(画面左下)をクリックします。

アドレス帳を開く01(Windows 10)
 

アドレス帳が開きます。

アドレス帳を開く02(Windows 10)

3.アドレス帳をエクスポートする

ツールバー→「エクスポート」→「カンマ区切り(.CSV)」をクリックします。

「エクスポート」とは、ソフトからデータを書き出す作業のことです。

アドレス帳をエクスポートする(Windows 10)
 

▼2種類の形式

アドレス帳の形式には「カンマ区切り(.CSV)」と「名刺(.VCF)」の2種類があります。

「カンマ区切り(.CSV)」は、Windows Live メールだけではなく、多くのメールソフトで利用できる形式(テキスト形式)、「名刺(.VCF)」は電子名刺の標準規格フォーマットなのですが、メールソフトによっては読み込めない可能性もありますので、ここでは「カンマ区切り(.CSV)」をオススメします。

4.アドレス帳を保存する

「CSVのエクスポート」画面で「参照」をクリックします。

アドレス帳を保存する(CSVのエクスポート)
 

「名前を付けて保存」画面で、デスクトップ画面の「メール」→「アドレス帳」(「メールソフトのバックアップ用の保存フォルダ(Windows 10の引越しの準備)」で作成したフォルダ)をクリックします。

「ファイル名」に「アドレス帳」と入力→「保存」をクリックします。

アドレス帳を保存する(ファイル名の指定)
 

「CSVのエクスポート」画面で「次へ」をクリックします。

アドレス帳を保存する(エクスポート先の決定)
 

「エクスポートするフィールドを選択してください」画面で「名」「姓」など必要な項目をクリックしてチェックを入れる→「完了」をクリックします。

アドレス帳を保存する(フィールドの選択)
 

「エクスポート中」画面が表示されます。

アドレス帳を保存する(エクスポート中)

5.エクスポートの完了

完了後は何も表示されません。

開いているWindows Live メール(ウィンドウズ・ライブ・メール)の「×」をクリックして、全て閉じます。

6.フォルダ内の確認

デスクトップ画面の「メール」→「アドレス帳」フォルダ内に、「アドレス帳」があれば成功です。

フォルダ内の確認(Windows 10)
 

送受信したメールのバックアップ

Windows 10にWindows Live メールをインストールしているパソコン初心者の方に、Windows Live メールの「送受信したメール」をバックアップする方法をお伝えします。

1.Windows Live メール(ウィンドウズ・ライブ・メール)を起動する

デスクトップ画面の「Windows Live メール」をダブルクリック、または「スタートメニュー」→「Windows Live メール」をクリックします。

Windows Live メールを起動する(Windows 10)

2.送受信したメールをエクスポートする

メニューボ「ファイル」をクリック→「電子メールのエクスポート」→「エクスポート」→「メッセージ」をクリックします。

送受信したメールをエクスポートする(Windows 10)

3.プログラムの選択をする

「プログラムの選択」画面の「電子メールをエクスポートする形式を選択してください」で「Microsoft Windows Live メール」をクリック→「次へ」をクリックします。

プログラムの選択をする(Windows 10)

4.送受信したメールの保存場所を指定する

「メッセージの場所」画面で「参照」をクリックします。

送受信したメールの保存場所を指定01(Windows 10)
 

「フォルダの参照」画面で、デスクトップ画面にある「メール」→「送受信したメール」(「保存フォルダ-メール」で作成したフォルダ)をクリック→「OK」をクリックします。

送受信したメールの保存場所を指定02(Windows 10)
 

「メッセージの場所」画面に戻りますので「次へ」をクリックします。

送受信したメールを保存する03(Windows 10)

5.送受信したメールを保存する

「フォルダーの選択」画面の「Windows Liveメールにエクスポートするメッセージフォルダーを選択してください。

[次へ]をクリックすると、エクスポートを開始します」で「すべてのフォルダー」にチェックを入れる(通常は初期設定で入っています)→「次へ」をクリックします。

特定のメールアカウントのメールのみをバックアップする場合は「選択されたフォルダー」をクリック→バックアップしたいメールアカウントのフォルダをクリックしてください。

送受信したメールを保存する(Windows 10)

6.エクスポートの完了

「エクスポート完了」画面で「完了」をクリックします。

エクスポートの完了(Windows 10)
開いているWindows Live メール(ウィンドウズ・ライブ・メール)の「×」をクリックして、全て閉じます。

7.フォルダ内の確認

デスクトップ画面の「メール」→「送受信したメール」フォルダ内に、フォルダがあれば成功です。

フォルダ内の確認(Windows 10)
 

メールアカウントのバックアップ

メールアカウントはメールの送受信に必要な設定です。

Windows 10で引越しをしなくても、新しいWindowsのパソコンで、改めてメールアカウントの設定(プロバイダの書類が必要です)をすれば、メールの送受信ができるようになりますが、メールアカウントを引越しすると面倒な作業が省けます。

Windows 10にWindows Live メールをインストールしているパソコン初心者の方に、Windows Live メールの「メールアカウント」をバックアップする方法をお伝えします。

1.Windows Live メール(ウィンドウズ・ライブ・メール)を起動する

デスクトップ画面の「Windows Live メール」をダブルクリック、または「スタートボタン」→「Windows Live メール」をクリックします。

Windows Live メールを起動する(Windows 10)

2.アカウントをエクスポートする

メニュー「ファイル」→「オプション」→「電子メールアカウント」をクリックします。

アカウントをエクスポートする(Windows 10)

3.エクスポートしたいアカウントを選択する

「アカウント」画面での「電子メール アカウントやニュースグループを新しく登録するには、[追加]をクリックします。

追加したアカウントやニュースグループを編集、エクスポート、削除するには、対象をクリックしてから、希望の動作をクリックします。

」でエクスポートしたいアカウントをクリック→「エクスポート」をクリックします。

画面では複数のアカウントがありますが、パソコン初心者の方は1つの可能性が高いです。

エクスポートしたいアカウントを選択する(Windows 10)

4.メールアカウントを保存する

「エクスポート」画面で、デスクトップ画面の「メール」→「アドレス帳」(「保存フォルダ-メール」で作成したフォルダ)をクリック→「保存」をクリックします。

メールアカウントを保存する(Windows 10)

5.エクスポートの完了

開いているWindows Live メール(ウィンドウズ・ライブ・メール)の「×」をクリックして、全て閉じます。

6.フォルダ内の確認

デスクトップ画面の「メール」→「メールアカウント」フォルダ内に、メールアカウント名がついたファイルがあれば成功です。

フォルダ内の確認(Windows 10)
 

「自分で作成したデータ」、「メール関連のデータ」、「インターネット関連のデータ」をすべてまとめましたら、USBメモリ、外付けハードディスク、CD-R、DVD-R、BD-Rにコピーをします。

詳しくは、「メディアへバックアップ」をご覧ください。