Windows 7のパソコンから、新しいWindowsのパソコンに引越しをするためには、いろいろな準備があります。
パソコンの引越をしたい方に「自分で作成したデータの保存場所を確認する方法(Windows 7の引越しの準備)」をお伝えします。
自分で作成したデータを3つのグループに分ける
パソコンを長期間、使っていますと、Word(ワード)やExcel(エクセル)で作成したデータ、写真、動画、音楽など、たくさんのデータが保存されています。
これらのデータは失うと2度と復活させることができませんので、しっかりとバックアップをとりましょう。
まずは、それらパソコン内のデータを3つのグループに分けます。
- 新しいWindowsのパソコン(Windows 8.1、10など)に移行したいデータ
- 新しいWindowsのパソコン(Windows 8.1、10など)に移行しなくてもいいけど、保存しておきたいデータ
- 必要のないデータ
データが保存されている場所
Windows 7では、個人用フォルダー(ユーザーの名前がついたフォルダ)に「マイドキュメント」、「マイピクチャ」、「マイビデオ」などのフォルダがあります。
通常、Word(ワード)やExcel(エクセル)など、自分で作成したデータは「マイドキュメント」、写真は「マイピクチャ」、動画は「マイビデオ」、音楽は「マイミュージック」に保存されます。
それ以外には、よく使うデータをユーザー名がデスクトップ画面に、ハードディスクが「Cドライブ」(Windowsのデータやマイドキュメントが入っている」と「Dドライブ」(自分で作成したデータなどを保存できるもう一つのハードディスク)に分かれている場合は「Dドライブ」に自分が作成したデータが保存されます。
この「個人用フォルダー、デスクトップ、Dドライブのどこに自分が作成したデータが入っているか?」は、「自分がデータを作成した際にどこに保存したか?」によりますので、パソコンを引越しする前に必ず確認してください。
個人用フォルダーの場所
「スタート」ボタンをクリックすると表示されます。(ユーザー名になっています)
マイドキュメント、マイピクチャ、マイミュージック、の場所
個人用フォルダー内に「マイドキュメント」、「マイピクチャ」、「マイミュージック」が入っています。
デスクトップの場所
パソコンの電源をつけると最初に出てくる画面です。
Dドライブの場所
「スタート」ボタン→「マイコンピューター」をクリックすると、「○○(D:)」(○○はパソコンによって異なります)が表示されます。
個人フォルダとライブラリ
Windows 7では主に個人フォルダとライブラリにデータがあります。
それぞれに入っているフォルダをお伝えします。
個人用フォルダー内
マイドキュメント、マイピクチャ、マイビデオ、マイミュージック
ライブラリ内
ドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージック
非常にややこしいのですが、個人用フォルダー内にあるフォルダには「マイ」がついていて、ライブラリ内にあるフォルダには「マイ」がついていません。
Windows 7での個人用フォルダーは単純にデータを保存される場所なのですが、ライブラリはパソコン内のデータが表示されます。
ライブラリ内のドキュメントは「マイドキュメント」「パブリックのドキュメント」、ピクチャは「マイピクチャ」「パブリックのピクチャ」「写(D:)」のように複数のフォルダ内のデータが表示されます。
「パブリックの~」とは、すべてのユーザーアカウントからアクセスできるフォルダです。
ライブラリに表示するフォルダは追加や削除ができます。
このようにライブラリは1つのフォルダではなく、あらかじめ登録されているフォルダ内のデータを一緒に見ることができるので、使い方によっては便利な昨日です。
ただ、パソコンの引越しに関しては、マイドキュメント、マイピクチャ、マイビデオ、マイミュージックのように「マイ」がつくフォルダをバックアップします。
今回は、「自分で作成したデータの保存場所を確認する方法(Windows 7の引越しの準備)」をお伝えしました。