Lhaplus(ラプラス)のインストールができたら、実際に圧縮したり解凍したりしてみましょう。

今回は「Lhaplus(ラプラス)の使い方は?圧縮方法と解凍方法をわかりやすく解説!」をお伝えします。

Lhaplus(ラプラス)を使えば、データの圧縮と解凍が簡単にできる!

容量の大きなデータを小さくしたり、複数のデータを1つにまとめたりするのが圧縮、それを元通りに戻す(圧縮を解除する)のが解凍です。

Lhaplus(ラプラス)を使えば、圧縮や解凍がとても簡単にできます。

さらにLhaplus(ラプラス)では、パスワード付きの圧縮ができたり、圧縮したときのパスワードを忘れてしまった場合のパスワード探索もできるんですよ。

 
今回は、圧縮と解凍ができる無料のおすすめソフト「Lhaplus(ラプラス)」の圧縮や解凍の使い方、パスワードの探索の使い方を5つに分けてお伝えします。

※Lhaplus(ラプラス)で圧縮や解凍を行う方法は複数ありますが、一般的な方法となっています。

 
ここからは、圧縮場所と解凍場所を「アーカイブファイルと同じフォルダ」に設定した前提で説明しています。

詳しくは「無料でデータの圧縮と解凍ができるLhaplus(ラプラス)をインストールする方法」を御覧ください。

Lhaplus(ラプラス)のデータ圧縮方法

Lhaplus(ラプラス)を使ったデータの圧縮方法をお伝えします。

1.「Lhaplus」のショートカットにドラッグする

圧縮したいデータをデスクトップにある「Lhaplus」のショートカットにドラッグします。

圧縮したいデータを「Lhaplus」にドラッグ

2.圧縮形式を選択する:zip

「ファイル圧縮の確認」の「圧縮形式」を「zip」にします。

※「zip」以外の圧縮形式を選択できますが、特にこだわりがなければ、一般的な「zip」をおすすめします。

圧縮形式をzipに設定

3.圧縮形式の決定:zip

「圧縮形式」が「zip」なっていることを確認して、「はい」をクリックします。

圧縮形式がzipか確認

4.圧縮データが作成される

zip形式で圧縮されたデータが新しく作成されます。


 

これでLhaplus(ラプラス)を使ったデータの圧縮が終わりました。

圧縮する前のデータは基本的に必要ありませんので、削除しておきましょう。
 

Lhaplus(ラプラス)のパスワード付きデータの圧縮方法

通常の方法で圧縮したデータは誰でも簡単に解凍することができてしまいます。

Lhaplus(ラプラス)では圧縮データにパスワードを設定することができますので、誰にも見られたくないデータはパスワードを付けて圧縮しましょう。

Lhaplus(ラプラス)を使ったパスワード付きデータの圧縮方法をお伝えします。

1.「Lhaplus」のショートカットにドラッグする

圧縮したいデータをデスクトップにある「Lhaplus」のショートカットにドラッグします。

圧縮したいデータを「Lhaplus」にドラッグ

2.圧縮形式を選択する:zip(pass)

「ファイル圧縮の確認」の「圧縮形式」を「zip(pass)」にします。

※Lhaplus(ラプラス)でパスワードを設定できるのは、zip形式のみです。

圧縮形式をzip(pass)に設定

3.圧縮形式の決定:zip(pass)

「圧縮形式」が「zip(pass)」なっていることを確認して、「はい」をクリックします。

圧縮形式がzip(pass)か確認

4.パスワードの入力

パスワードを入力し、「OK」をクリックします。

英語と数字を組み合わせ、長めの文字数にするとセキュリティが高まります(パスワードが解析されずらくなります)

圧縮データにパスワードを設定

5.圧縮データが作成される

zip形式(パスワード付き)で圧縮されたデータが新しく作成されます。

zip形式(パスワード付き)で圧縮されたデータ
 
これでLhaplus(ラプラス)を使ったパスワード付きデータの圧縮方法が終わりました。

圧縮する前のデータは基本的に必要ありませんので、削除しておきましょう。
 

Lhaplus(ラプラス)のデータの解凍方法

圧縮されたデータは簡単にLhaplus(ラプラス)で解凍することができます。

※Lhaplus(ラプラス)で圧縮していなくても、Lhaplus(ラプラス)が対応している形式(zipなど)であれば、なんでも解凍できます。

Lhaplus(ラプラス)を使った圧縮データの解凍方法をお伝えします。

1.「Lhaplus」のショートカットにドラッグする

圧縮されたデータをデスクトップにある「Lhaplus」のショートカットにドラッグします。

圧縮されたデータをLhaplus(ラプラス)にドラッグ

2.解凍されたデータが作成される

解凍されたデータが新しく作成されます。

解凍されたデータ
 

これでLhaplus(ラプラス)を使った解凍方法が終わりました。

圧縮データは基本的に必要ありませんので、削除しておきましょう。

Lhaplus(ラプラス)のパスワード付きデータの解凍方法

パスワード付きの圧縮データもLhaplus(ラプラス)を使えば、簡単に解凍できます。

Lhaplus(ラプラス)を使ったパスワード付きの圧縮データの解凍方法をお伝えします。

1.「Lhaplus」のショートカットにドラッグする

圧縮されたデータをデスクトップにある「Lhaplus」のショートカットにドラッグします。

圧縮されたデータをLhaplus(ラプラス)にドラッグ

2.パスワードの入力

「○○のパスワードを入力してください。」と表示されるので、パスワードを入力し、「OK」をクリックします。

パスワードの入力

3.解凍されたデータが作成される

解凍されたデータが新しく作成されます。

解凍されたデータ
 

これでLhaplus(ラプラス)を使った解凍方法が終わりました。

パスワード付きの圧縮データは基本的に必要ありませんので、削除しておきましょう。
 

Lhaplus(ラプラス)の圧縮データのパスワード探索方法

Lhaplus(ラプラス)では、パスワード付きの圧縮データ(zip形式)のパスワードを忘れてしまった場合のために、「パスワード探索」機能があります。

本格的なパスワード解析ソフトと比較すると検索するスピードは劣りますが、無料のLhaplus(ラプラス)でも十分な性能がありますので、困ったときには試してみてください。

Lhaplus(ラプラス)を使った圧縮データ(zip)のパスワード探索方法をお伝えします。

1.「Lhaplus」をダブルクリックする

デスクトップにある「Lhaplus」のショートカットをダブルクリックして設定画面を開きます。

Lhaplusのショートカット

2.「ZIPパスワード探索」をクリックする

タブから「ZIPパスワード探索」をクリックします。

ZIPパスワード探索

3.「…」をクリックする

「探索するZIPファイル」の「…」をクリックします。

ファイル指定

4.解析したいデータを選択する

パスワードを解析したいデータをクリック→「開く」をクリックします。

解凍したいデータ

5.「探索範囲」を選択する

「探索範囲」の中からパスワードの種類をクリックし、「開始」をクリックします。

「探索範囲」でパスワードの種類がわかっていれば、該当項目をクリックしますが、わからない場合は「数字, 英文字(小文字)」または「数字, 英文字(大文字)」を選ぶといいです。

パスワードに日本語が含まれる可能性がある場合は「すべて」を選んでください(※探索時間が恐ろしく長くなりますので、あまりおすすめしません)
探索範囲

6.パスワードが解析される

パスワードが解析されると「探索文字列」と「パスワード」欄に、パスワードが表示されます。

パスワードが解析完了
 

数字のみのパスワード(6桁)の場合は、約1分で探索が終わります。

パスワードの探索時間は、パスワードの文字の種類、パスワードの長さによって異なりますので、複雑に慣ればなるほど時間がかかります。

数字とアルファベットの組み合わせで6桁以上の場合は数時間~数日、桁数が多くなると数年かかる計算になる場合もあります。

 
これでLhaplus(ラプラス)を使ったパスワードの探索方法は終わりました。

 
今回は、「Lhaplus(ラプラス)の使い方は?圧縮方法と解凍方法をわかりやすく解説!」をお伝えしました。