Windows11で関連付けされた既定のアプリを変更する方法をご紹介します。

画像や動画などのファイルをダブルクリックすると、アプリケーションが立ち上がり、ファイルの中身が表示されます。

アプリケーションによって、画像の表示の仕方、編集方法などが変わるので、ファイルをダブルクリックした時に、自動的に自分好みのアプリケーションが開くように設定することが出来ます。

それでは、関連付けされた既定のアプリを変更する方法を3つご紹介していきます。

既定のアプリケーションとは?

Windowsでは、画像や動画などのファイルをダブルクリックしたときに、自動で起動するように設定されているアプリが、ファイルの種類ごとに決められています。

これを「既定のアプリケーション」と呼びます。

例えば、テキストファイルは「メモ帳」が既定のアプリケーションに設定されています。

よって、テキストファイルをダブルクリックすると「メモ帳」のアプリケーションが起動します。

これは、それぞれのファイルの「拡張子」に対応したアプリを設定して使うという仕組みです。

Windows11で関連付けされた既定のアプリを変更する3つの方法

Windows11で関連付けされた既定のアプリを変更する方法は、3つあります。

  • 「アプリを検索して」関連付けされた既定のアプリを変更する方法
  • 「拡張子を検索して」関連付けされた既定のアプリを変更する方法
  • 「ファイルを右クリックして」関連付けされた既定のアプリを変更する方法

それでは、Windows11で関連付けされた既定のアプリを変更する3つの方法を詳しくお伝えします。
 

「アプリを検索して」関連付けされた既定のアプリを変更する方法

「アプリを検索して」関連付けされた既定のアプリを変更する方法をお伝えします。

ここでは、「メモ帳」の規定アプリ「.txt」ファイルを「word」に変更する方法をご紹介します。

1.スタートボタンから「設定」を開く

スタートボタン(Windowsアイコン)を右クリックし、「設定」をクリックします。

スタートボタン→設定

2.「既定のアプリ」を開く

設定画面が表示されるので、左メニュー「アプリ」をクリックし、右メニュー「既定のアプリ」をクリックします。

アプリ→既定のアプリ

3.検索フォームに「メモ帳」と入力する

「アプリケーションの規定値を設定する」の検索フォームに「メモ帳」と入力します。

「メモ帳」が表示されるので、「メモ帳」をクリックします。

「メモ帳」と入力→「メモ帳」をクリック

4.「メモ帳」を選択する

「.txt」の「メモ帳」をクリックします。

「.txt」の「メモ帳」をクリック

5.「Word」を選択する

「今後の.txtファイルを開く方法を選んでください。」画面が表示されるので、「word」をクリックし、「OK」をクリックしてください。

「word」をクリック→「OK」をクリック

6.既定のアプリが変更される

「.txt」ファイルをクリックすると、「word」が起動しました。

「.txt」ファイルをクリック→「word」が起動

Windows 11では、この方法で「アプリを検索して」関連付けされた既定のアプリを変更することが出来ます。
 

「拡張子を検索して」関連付けされた既定のアプリを変更する方法

「拡張子を検索して」関連付けされた既定のアプリを変更する方法をお伝えします。

ここでは、「.txt」ファイルを「メモ帳」から「ワードパット」に変更する方法をご紹介します。

1.スタートボタンから「設定」を開く

スタートボタン(Windowsアイコン)を右クリックし、「設定」をクリックします。

スタートボタン→設定

2.「既定のアプリ」を開く

設定画面が表示されるので、左メニュー「アプリ」をクリックし、右メニュー「既定のアプリ」をクリックします。

アプリ→既定のアプリ

3.検索フォームに「.txt」と入力する

「ファイルの種類またはリンクの種類の規定値を設定する」の検索フォームに「.txt」と入力します。

「メモ帳(テキストドキュメント)」が表示されるので、「メモ帳(テキストドキュメント)」をクリックします。

「.txt」と入力→「メモ帳(テキストドキュメント)」をクリック

4.「ワードパット」を選択する

「今後の.txtファイルを開く方法を選んでください。」画面が表示されるので、「ワードパット」をクリックし、「OK」をクリックしてください。

「ワードパット」をクリック→「OK」をクリック

5.既定のアプリが変更される

「.txt」ファイルが、「メモ帳」から「ワードパット」に変更しました。

「メモ帳」から「ワードパット」に変更
 

Windows 11では、この方法で「拡張子を検索して」関連付けされた既定のアプリを変更することが出来ます。
 

「ファイルを右クリックして」関連付けされた既定のアプリを変更する方法

「ファイルを右クリックして」関連付けされた既定のアプリを変更する方法をお伝えします。

ここでは、「.txt」ファイルを「メモ帳」から「ワードパット」に変更する方法をご紹介します。

1.ファイルを右クリックし「別のプログラムを選択」を開く

ファイルを右クリックし、「プログラムから開く」にカーソルを合わせて、「別のプログラムを選択」をクリックします。

「プログラムから開く」→「別のプログラムを選択」

2.「常にこのアプリを使って.txtファイルを開く」を設定する

「このファイルを開く方法を選んでください。」ウィンドウが開くので、「ワードパット」をクリックし、「常にこのアプリを使って.txtファイルを開く」のチェックボックスにチェックを入れて、「OK」をクリックします。

「ワードパット」をクリック

3.既定のアプリが変更される

「.txt」ファイルが、「メモ帳」から「ワードパット」に変更され、ワードパットが起動しました。

ワードパットが起動
 

Windows 11では、この方法で「ファイルを右クリックして」関連付けされた既定のアプリを変更することが出来ます。

 
 

以上、関連付けされた既定のアプリを変更する方法を「アプリを検索して」「拡張子を検索して」「ファイルを右クリックして」の3つご紹介しました。

この内容が、少しでもご覧いただいた方たちの役に立った、解決したにつながれば幸いです。