Windows Vistaのパソコンから、新しいWindowsのパソコンに引越しをするためには、いろいろな準備があります。
パソコンの引越をしたい方に「Windows転送ツール・7用のダウンロード(Windows Vistaの引越しの準備)」をお伝えします。
Windows転送ツール・7用のダウンロード手順
Windows VistaからWindows 7に引越しするために、Windows転送ツール・7用のダウンロード方法をお伝えします。
1.Microsoft(マイクロソフト)のページを開く
Microsoft(マイクロソフト)のホームページから、Windows転送ツール・7用をダウンロードします。
Windows Vistaには32ビットと64ビットがあります。
Windows XPを使っている多くの人が、32ビットパソコンを使っていますが、はっきりわからない人はパソコンのマニュアルにて確認してください。
※現在、マイクロソフトの公式サイトから、Windows転送ツールはダウンロードできなくなっています。
2.ダウンロード開始
「Windows Vista (32 ビット版) から Windows 7 への転送用の Windows 転送ツール」画面の「ダウンロード」ボタンをクリックします。
3.保存する場所の指定
「ファイルのダウンロード」画面で「保存」をクリックします。
保存先にデスクトップ画面を指定→「保存」をクリックします。
緑のバーがいっぱいになり、下記の画面が消えましたら、ダウンロード完了です。
デスクトップに「Windows6.0-KB92835-X86」が表示されます。
Windows転送ツール・7用のインストール手順
Windows XPからWindows 7に引越しするために、Windows転送ツール・7用のインストール方法をお伝えします。
1.「Windows6.0-KB928635-x86.msu」を実行する
デスクトップ画面に保存された「Windows6.0-KB928635-x86.msu」をダブルクリックします。
「ユーザーアカウント制御」の「続行するにはあなたの許可が必要です」で「続行」をクリックします。
「Windows Update スタンドアロンインストーラー」画面で「OK」をクリックします。
「更新を検索します」と表示されますので、しばらくお待ちください。
2.更新プログラムのダウンロードとインストール
「更新プログラムのダウンロードとインストール」の「ライセンス条項をお読みください(1/1)」で「同意します」をクリックします。
「更新プログラムがインストールされています。」と表示され、インストールが始まりますので、しばらくお待ちください。
3.インストールの完了
「インストールの完了」画面で「閉じる」をクリックします。
自動的に再起動する場合、「再起動しますか」とメッセージが出ましたら、再起動してください。
メッセージが表示されなければ、これで完了です。
データのバックアップ手順
Windows XPからWindows 7に引越しするために、Windows転送ツール・7用のデータのバックアップ方法をお伝えします。
1.外付けハードディスク、USBメモリをパソコンに接続する
外付けハードディスク、USBメモリ(フラッシュメモリ)を接続しますと自動再生画面(下記の画像)が表示されますので、「×」ボタンクリックして閉じます。
2.Windows転送ツールを起動する
「スタート」→「すべてのプログラム」→「Windows 7用 Windows転送ツール」をクリックします。
3.Windows転送ツールの開始
「Windows 転送ツールへようこそ」画面で、「次へ」をクリックします。
4.保存先のメディアを選択する
「項目を新しいコンピューターに転送する方法を選択してください」画面で、「外付けハードディスクまたはUSBフラッシュドライブ」をクリックします。
5.コンピューターの選択
「現在使用しているコンピューター」画面で、「これは今までのコンピューターです」をクリックします。
基本的には1つの選択しかありません。
「転送できる内容を確認しています」画面が表示され、パソコンのスキャンが始まります。
ファイルの量によっては長い時間がかかります。
「このコンピューターから転送する内容を選択します」画面が表示されますので、「次へ」をクリックします。
6.パスワードの入力
「転送するファイルおよび設定を保存します」画面で、「パスワード」と「パスワードの確認入力」を入力(パスワードは「●」で表示されます)し、「保存」をクリックします。
パスワードは設定しなくても問題ありません。
7.ファイルの保存
「転送ツールファイルの保存」画面で、「保存する場所」を外付けハードディスク、またはUSBメモリを指定し、「保存」をクリックします。
8.ファイルの保存の開始
「ファイルおよび設定を保存しています」画面が表示され、ファイルが保存されます。
ファイルの量によっては数時間かかることもあります。
外付けハードディスクやUSBメモリ(フラッシュメモリ)の容量が足らなくなった場合は「データのバックアップ [容量不足] – 転送ツール(7用)」をご覧ください。
9.ファイル保存の完了
「転送のためのファイルと設定が保存されました」画面で、「次へ」をクリックします。
10.Windows転送ツールの完了
「転送ファイルが作成されました」画面で、「次へ」をクリックします。
「このコンピューター上でのWindows転送ツールの処理は完了しました」画面で、「閉じる」をクリックします。
11.保存の完了
外付けハードディスク、またはUSBメモリ内に「Windows 転送ツール – 今までのコンピューターの項目.MIG」が保存されます。
データのバックアップの途中で容量不足になった場合
データのバックアップの途中(データのバックアップ – 「8.ファイルの保存の開始」)で外付けハードディスクやUSBメモリ(フラッシュメモリ)の容量がいっぱいになってしまった場合は「ディスク領域が少なくなっています。続行しますか?」と表示されます。
「はい」をクリックして、無理に続行しようとしても、「保存は完了しませんでした」と表示され、容量不足でバックアップが取れません。
「閉じる」をクリックしますと、「Windows転送ツールを閉じています」と表示され、「Windows転送ツール(7用)が終了します。
最近では、パソコンの容量(ハードディスクの容量)はとても大きくなってきています。
引越し前のパソコンから新しいパソコンに引越しをする場合は、容量が大きめのUSBメモリ(フラッシュメモリ)や外付けハードディスクを使うようにしましょう。
最大容量のUSBメモリ(フラッシュメモリ)でも、外付けハードディスクに比べると少ない容量なので、外付けハードディスクをオススメします。
詳しくは「
USBメモリの容量の目安は?パソコン引越しのバックアップにはどれくらいが必要?」、「
外付けハードディスク(パソコンの引越しに必要なもの)」をご覧ください。